


Prokofiev

倉井部ケイシ
1日前に更新
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交響曲第5番変ロ長調
プロコフィエフといえば、圧倒的な知名度を誇るロメオとジュリエットの「騎士たちの踊り」という先入観しか持っていなかったのですが、民話「石の花」に基づいたバレエ音楽を作曲していたり、エイゼンシュテイン監督の映画「アレクサンドル・ネフスキー」や「イワン雷帝」の劇伴を担当していた事を知り非常に驚きました。
中世スラヴ・ルーシの歴史や民族文化が大好きな自分にとってこれは一大事、特に映画は自分の描いてきた作品にとっても少なからず影響があるので、今まで気付かなかったことにとても反省しております。
そういうわけで今回のイラストは、ルーシの王侯貴族たちの肖像画やロシア民話の挿絵などに使われる装飾をイメージしたものを周りに描いてみました。スーツの着こなしにうるさかったらしいプロコフィエフの大物感に花を添えられていれば幸いです。
学者然とした彼の風貌はキャラクター性も強く、描いていて楽しかったです。